辛いこともたくさんあるのが在宅プログラマの生き方

在宅プログラマ入門書

僕たち通勤しません!目指せ、在宅プログラマ!

チョイス

プロだからこそできる在宅プログラマ

在宅ワークは相当な覚悟が必要

在宅ワークは楽じゃない

最近の働き方の多様化や、ワークライフバランスの考え方などから、通勤電車に揺られて会社に勤めるよりも、より自由な働き方をしたいと、在宅ワークに関心を持つ人も少なくありません。確かにこれだけネットワーク環境が整備されている現在、ホワイトカラーの仕事の大半は、必ずしも特定の場所で行わなければならないものではなくなっています。クラウドソーシングなどを通じて、データ入力などの単純なものばかりではなく、アプリ開発やホームページ制作などであっても在宅ワークの案件が増えています。しかし在宅ワークとは、すなわちフリーランスの働き方であり、会社という縛りがない代わりに、完全なる成果主義なのであって、そもそもクライアントを探して仕事を受注しなければ始まりません。

すべては自己管理

プログラマの受注する案件は、アプリ開発など単価が高めであるため、在宅ワークであっても高収入を見込むことが出来ます。しかし仕事を無事完成させるためには、実力の他に、時間もお金も自己管理しなければなりません。朝何時に起きて晩何時に寝ても構わないし、何時に仕事を始めても、何時にご飯を食べても構わない代わりに、一度クライアントと合意した納期と予算と要求水準を守って完成品を納入出来なければ、全く評価されないのです。その意味では在宅ワークの場合、責任が報酬に比べて重くなり過ぎるという危険もあり、クライアントと契約する際には、よく内容を確認する必要があるでしょう。もちろん在宅ワークを始めるには、仕事に必要最低限のものを揃える必要がありますが、プログラマの場合にそれほど高額の初期投資が必要になることはありません。ただしネットワーク環境やコンピュータの不具合は、仕事が完成出来ない言い訳にはならないのであり、生半可な覚悟で始められるものではないのです。

モチベーションを上げる工夫も

そして在宅ワークとは、本来的に孤独な環境です。家族が居る場合もあるでしょうが、仕事をしている間は、基本的に一人です。そのため案件によっては、コンピュータと向き合って何日も過ごす羽目になり、孤独感からモチベーションが下がってしまう危険もあるのです。在宅イコール自宅での仕事になるでしょうから、外に一歩も出ることなく終日過ごすことにもなりかねず、なんらかの気分転換やモチベーションを上げる工夫が必要です。また会社勤めなど半強制的に人とのコミュニケーションをとらざるを得ない環境とは異なり、人との会話がなく新しい情報が入りにくくなるため、意識して人の輪に加わる機会を持つことは大切です。同業異業を問わず、オンライン上であっても、意見交換をしたり相談し合える仲間を増やしておきましょう。

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