在宅プログラマにおすすめの一冊「火事場プロジェクトの法則 」

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チョイス

プロとして働いていくために

デスマーチとの戦い

「火事場プロジェクトの法則」

プログラマやシステムエンジニアなど、システム開発に関わるエンジニアならおそらく誰もが一度は経験したと思われるのがデスマーチです。一度どころか、毎回デスマーチだというエンジニアすらいるかもしれません。ここでは、そんなエンジニアたちの共感を呼びそうな本を一冊、紹介します。その名も、「火事場プロジェクトの法則~どうすればデスマーチをなくせるか?」です。

デスマーチの生存者が語る本

この本の筆者、山崎敏氏は、SE兼プログラマとしてデスマーチ現場を走り回った経歴の持ち主です。自身のデスマーチ経験から「なぜデスマーチに陥るのか?」をじっくりと考え抜いた結果、たどりついた答えを、この本であますことなく紹介しています。デスマーチ経験者が書いているだけあって、現実に即した部分が多ありますので、プログラマもシステムエンジニアも、読みながら「あるある・・そうそう・・・」と、頷いたり、苦笑したりしながら読める本だと思います。実は、この本を読むことで在宅プログラマがデスマーチの火の粉から逃れられるかといえば、そうではありません。ただ、デスマーチに巻き込まれる理屈と、考え方などが理屈で見えるようになってきます。「なぜ、デスマーチが起きるのか?」その理由を、正しく分析できるようになるため、自身の誤解に気付けたり、避けられたはずのデスマーチに巻き込まれる率を下げていくことはできます。

デスマーチには、死者もいることを知る

デスマーチとは、日本語で言えば「死の行進」です。開発現場が火事場になると、エンジニアたちは本当に死ぬか生きるかぐらいの過酷な労働を強いられることになります。あってはならないことですが、あまりの過酷さに、過労死してしまうエンジニアもいます。命までは落とさなくとも、うつ病になってしまったり、体を壊してしまうなど、何らかのダメージを負い、開発現場から離れていくエンジニアは少なくありません。これはIT業界に限ったことではありませんが、仕事のために自分の心身を投げ出してはいけません。生きるために働いているのに、仕事のために命を削ってまで働いてしまったら、本末転倒ですよね。
在宅プログラマとして働くなら、なおさらです。サラリーマンなら休むこともできますが、在宅プログラマの場合は、体を壊して働けなくなったら、その間の生活の保証も、仕事に穴をあけた責任も、すべて自分にふりかかってきます。まさに、踏んだり蹴ったり。泣きっ面に蜂です。つい働きすぎてしまう在宅プログラマだからこそ、そういうこともきちんと理解した上で、自分の身は自分でしっかり守ってください。

プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」
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